大学生に上がると何やかんやとPCに触れる機会が多くなってきますよね。
学校で使用する場合や、友達とゲームをする場合、自分で何か始めてみる場合など、様々な場面でパソコンが必要になると思います。
けれど、パソコンって高いですよね。
特に学生だと、そう簡単に買える人は少ないと思います。
そこで、「中古で安く買おう!」と考えた方も多いのではないでしょうか。
ですが、正直オススメしません。
今回は、その訳を書いていこうと思います。
中古ノートPCをオススメしない理由
先に結論を言うと、「安くないから」です。
中古なのに安くないのです!
最近のPCの性能向上や中古でも値段が落ちるのに時間がかかってしまう、という現状があり、当時からしたら安いけど同じ値段で同性能の最新PC買えるな…
という風に思ってしまいます。
中古PCの値段は何で決まる?
中古パソコンの値段は、ほぼ「性能」で決まります。
一部、低性能でも値段が高いボッタクリのような物も見かけますが、適切なショップで選ぶと基本的に値段相応の性能をしています。
なので、中古だとしても最新の高性能なパーツを積んでいるPCは、値段がなかなか落ちないのです。
最新PCの性能向上に、中古価格の下落が間に合わない
ここでは、パソコンの頭脳ともいえる「CPU」というパーツについて話します。
頭脳とも例えられている通り、最重要といっても過言ではないパーツです。
そのCPUの発売された年代と性能、価格などをまとめましたのでご覧下さい。
年 | 型番 | 性能スコア | 現在の価格(大体) | 1円辺りの性能 |
2015 | Core i5 7600 | 7000 | 25000円 | 28.0 |
2016 | Core i5 8400 | 7200 | 22000円 | 32.7 |
2017 | Core i5 9400 | 9600 | 27000円 | 35.2 |
2018 | Core i5 10400 | 9900 | 25000円 | 39.6 |
2019 | Core i5 11400 | 12000 | 30000円 | 40.0 |
2020 | Core i5 12400 | 13000 | 27000円 | 48.1 |
2021 | Core i5 13400 | 14000 | 32000円 | 43.7 |
すみません。少し難しいかもしれません。
他は無視して良いので、「年」と「1円辺りの性能」を見て下さい。
基本的には「新しい物ほど1円辺りの性能が良い」という結果になりました。
PC本体でなくて申し訳ないのですが、金額の出しやすさからCPUというパーツに絞ってグラフを出させてもらいました。
この結果から、「中古価格の下落が、最新PCの性能向上に追いついてない」と言えると思います。
もちろん、中には割安な物も見かけますが、PCに詳しい方でないと見分けられないと思います。
結論、どこで何を買えば良いか
これまでの話で、中古PCがあまり安くないという事が分かったと思います。
では、どこで買えば良いのでいょうか。
まず、真っ先に思いつくのが近くの電気屋や家電量販店だと思いますが、やめた方が良いです。
誰もが知っているお店だとしても、店頭の価格はとても割高です。
ネットだと7万円で売っているPCと、同性能のPCが15万を超える事もザラです。
なので、ネットのPCメーカーから直接購入しましょう。
日本のメーカーはそれでも割高なので、オススメしません。
DELL, HP, ASUS, Lenovo 等のアメリカや中国、台湾のメーカーがオススメです。
日本にも有名なPCメーカーはありますが、全体的に性能の割に値段が高いですし、PC販売に関しては中国のLenovoというメーカーに事業売却している所が殆どです。
なので、元が安いLenovo等のコスパの良いメーカーで購入する事をオススメします。